chon-muop「うすあかりの国」稽古1、2日目

明けましておめでとうございます。
寝ぼけた時期に何を、とお思いでしょうが、どうぞご容赦ください。
相変わらず月刊口遊の公演はお休み中ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年も縁あってchon-muopの公演にお呼ばれしまして、榎本の活動としてはこれが年始めとなります。
宮沢賢治を題材に、お芝居と言うよりはパフォーマンスに近い作品になるかと思われます。

8日が稽古はじめで、前日にカゼをひきまして、体調は絶不調でありましたが、やはり稽古場って楽しいのです。
はじめましての方も多かったので、緊張もありましたが、和やかモードで稽古は進みました。
お互いの体を観察する稽古は、昨年のchon-muopの稽古始めでもしましたが、毎度新しい発見があります。
でも観察されるのは恥ずかしいですね、やっぱり。

そして、事前に演出の櫻井さんから指示のあった「モノ」を皆さん持ってきていまして、その披露もしました。
身近にあって、自分を表すような「モノ」。
それぞれ思い思いの「モノ」を持ってきていて、とてもおもしろかったです。
なかでも関根さんが「鍵」を出したのがおもしろく、その後各自の鍵を披露することになりまして・・・これはなんか感慨深かったです。

そして稽古2日目の13日。
仙川の広い稽古場で、本番の会場RAFTの実寸を測って稽古できました。
宮沢賢治の書簡や詩を用いての稽古。
今回初めてご一緒する阿弥さん。
お歌も唄う方ですが、ボイス（声のパフォーマンス）の方で、初めて演技（？）の声を聞きましたが、彼女の朗読はやはりぐっと来るものがありました。
すごく今後が楽しみです。

宮沢賢治は童話は何作品か読んでいるのですが、書簡や伝記（？）的なものは読んでいませんでした。
昨年から宮沢賢治を扱うことは分かっていたので、読んでおけば良かったものを、勉強不足でいけませんね。
どうやら作品から想像する人物像とだいぶん違うようなので、ちょっと調べてみたいと思っています。
近所に図書館があれば良かった・・・。

と、言うわけで、日記の更新遅くなりましたが、
今年の活動も見守ってやってください。
どうぞよろしくお願いします。